時計修理といっても程度はマチマチ。ここではオーバーホールや部品交換 表面研磨などを紹介してきます。
高級腕時計は定期的にメンテナンスをして、使い続けていくものです。購入する前に、維持費がどの程度かかるかの目安にもしてください。
オーバーホールは1回およそ3~4万円。クロノグラフになると6~7万円。
部品交換が伴うと、その分加算されていきます。
オーバーホールメンテナンスの頻度は理想としては3年に1回、長くても4年に1回は行うようにしたいものです。この頻度は機械油の寿命を目安にしています。
ロレックスのオーバーホールは日本ロレックスで受けてくれます。日本の正規販売品であれば、オーバーホールの費用も半額になるはずですよ。
並行輸入品でも日本ロレックスでメンテナンスを受けてくれますが費用のサービスはありません。
メンテナンスの際に真贋の区別もしてくれますので安心ですね。
中古品で購入する際はロレックスの保証書がついているかをまず確認してください。また、メンテナンス記録が残っていると
「定期的にオーバーホールを行っていたか」
「日本ロレックスでメンテナンスが行われているか」
がわかるので品質をうかがい知ることができます。
オークションでは保証書やメンテナンス記録を提示するよう要求してみてください。これが出せなければ疑わしいので入札しないことをオススメします。
正規品であっても型が古い場合は正規代理店でメンテナンスを受けられない場合があります。
そのような旧式は部品を交換しようにも、部品が無いことがあるのです。こういった場合は腕のいい職人を探すしかありません。
本来の時計職人は電池交換だけではなく、足りない部品は自分で作って補う技能があるんですよ。
こういった優秀な職人さんを個人で探すのはむずかしいので、ネットワークを持つ工房に依頼するといいです。オーバーホールのみであれば費用はおよそ3~4万円が相場になっています。
関東と関西で受け付けている工房を紹介しますね。
【千年堂】 (池袋)
【時計修理工房】 (奈良市)